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釈迦牟尼如来

現在のネパール、ルンビニーでシャーキャ族の王子として生まれたゴータマ・シッダールタは何不自由ない暮らしをしていましたが、ある時王城の東の門から出て老人に会い、南の門から出て病人に会い、西の門から出て死人に会い、この身には老病死という避けることのできない生の苦しみがあることを目の当たりにしました。最後に北の門から出た時、出家した修行者に会い、その清らかな姿を見て出家の意志を持つようになったといわれています。

29歳の時、王宮を抜け出し出家したゴータマは6年の凄まじい苦行をした後、難行苦行では悟ることができないと知って、現在のインド、ブッダガヤーの菩提樹の下で深い瞑想に入りついに悟りを開き、仏陀・目覚めた人となったのです。以後、80歳で入滅されるまで各地で教えを説かれました。

 

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